荻原美術館の由来       

開館した前に、われわれの足元にあるこの土地は依然として一面の荒れ地であった。歴代の農民は前後してこの土地の上で耕作に努力していた。今、荻原美術館は平地から切り立ち、それは鉄筋とコンクリートで造られた一つの建築だけではなく、その場の環境や時代の変遷も意味している。それに、建築と美術館の存在も強化した。

「真」、「善」、「美」、「新」は荻原美術館の基調であり、彼女は母の企業体-敏実グループから一貫の価値観、すなわち正直誠実(integrity)、相互信頼の(trust)、チームワーク(teamwork)、変革受け入れ(embrace change)、及び企業の使命-----一回で仕事を済ませることと社会の弱者と各従業員の面倒を見る理念を受け継ぎた。その子会社の嘉興華章置業有限公司は10年の発展にわたり、不動産開発、文化観光、生態農業、不動産サービスなどの産業を含めた大手企業となり、江蘇省と浙江省の各地で『御上江南』、『御樹湾』などいくつかのプロジェクトを成功的に創られた。

荻原美術館の環境

荻原美術館は『湖心島クラブ』に入っており、嘉興華章置業が投資した文化旅行項目に所属する。場所は浙江省嘉興市南湖区のある島で、市内から8キロほど離れている。島の面積は25,000㎡、水道に囲まれ、堀があり、イチョウとキンモクセイはいっぱい植えている。「青溪橋」は主な連絡通路である。

『湖心島クラブ』はオランダ有名デザイナーDaan Roggeveenがデザインした嘉興の唯一の北欧風建築作品である;15,000平方メートルの建築空間は、比較的に独立している8 棟の建物で巧みに組み合わせた。荻原美術館の以外に、『湖心島クラブ』は他の建築もあり、例えばホテルやレストラン、プール、ジムなどであり、空間は独特で明るく、日当たりも十分である。また、建物は白い壁を大量に使い、周りの植物及び緑地と互いに引き立て合い、純粋な美しさを現している。『湖心島クラブ』には自転車道が全島を貫き、遗世独立の自然環境があり、一人の旅にとっても家族旅行にとっても絶好の選択である。

荻原美術館の態度

荻原美術館の存在は、さらに『湖心岛クラブ』の珍しさと芸術の価値を現した。『荻原』、この二つの文字は湖心島のあちこちに生えている植物—---荻という草から発想した。荻は強靭的な草本植物であり、繁殖力が強く、水の岸に生え、葉は細長く羽根のようにしている。秋に紫色の花が咲き、葉は畳編みに使われる;原は初心を意味している;それゆえ、『荻原美術館』は原点から出発し、自然と人文を結び付け、国際とつながり、自然に純粋なところを形成し、誰も自在に勉強できる「真」「善」「美」「新」の美学場所となった。

すべてのカテゴリーには、芸術博物館(すなわち美術館)の観客教育が一番難しい種類である。なぜかというと、美しさは主観的なもので、観客に標準的な回答を出せないものからである。設計の展示、動線の導き、雰囲気の現し、五感の体験などで出さなければならない。荻原美術館は自然環境に恵まれており、このような探索空間と学習プラットフォームを完全に構築できた。


原点回帰、本心探索。

荻原美術館は個人の美術館であるが、芸術教育機関としての社会使命と任務は少しも忘れていない。博物館の備えるべきな「収蔵」、「研究」、「展示」、「教育」、「レジャー」の5つの機能は全部持っている。『湖心島クラブ』の先天的な優勢と位置を結び付け、次のような芸敎観点を外界とのコミュニケーションに対する主な態度にする:

一、親しみやすい現代語で、本館展示、コース及び活動の理念を宣伝する。

二、わかりやすいの誘導方式で、子供と大人も芸術に興味を持たせて、芸術鑑賞と愛好者にならせるように努力する。

三、知らないうちに芸術的な雰囲気の中で、観客の生まれて来た素質を啓蒙し、徐々に国民の美学のセンスと素質を高める。

四、観客に美術館の見学経験を生活に持ち込ませるようにする。芸術は殿堂の上に置かれるものだけではなく、生活に溶け込むものである。